ランギロア
 2002年7月、ランギロアへ行った。
タヒチと言うと、ランギロアのほかにボラボラやマニヒなどが
ダイビングで訪れる人が多い。

 ボラボラやタヒチ島は火山島なので、高い山がある島なのに対して、
ランギロアは、環礁の周りの輪の部分の一つの島だ。(こんな説明
で理解できる人がいるのだろうか)

 島はすっごく細長い長方形で、幅が100m長さが10km。(ただしこれは
体感で、実際の大きさではありません)

 隣の島との間をパスと言い、ここがダイビングポイントになっている。
隣の島は2つあるので、パスも2つあり、主なダイビングポイントは
この2つで、コースを変えて潜るのである。

 パスは時間によっても違うが、流れが速く、大物がよく見られる。
そんなダイナミックなダイビングを期待して、ランギロアにしたのだった。


 宿泊は「ペンションミキミキ」
海に面しているビーチバンガロー。この海は環礁の内側の海なので、荒れても
それほどひどくはならない。だからビーチにバンガローを作れるんだ。
 建物は古いけど、そうじは行き届いているし、食事もうまい。海外へ行くと
和食がとても食べたくなるけど、今回はそれほどでもなかった。うまいものを
食べていると、和食がなくても大丈夫なのかもしれない。
 お湯の栓をまわして、いつまで待ってもお湯にならない。「ミキミキ」のミッシェル
おじさんにそのことを単語だけの英語とジャスチャーで伝えると、ミッシェルおじさんも
単語の英語とジェスチャーで返してきた。右手を左に、左手を右にしていたので、
「そうか水の栓を開くとお湯が出るんだ」ということがわかった。ミッシェルおじさんと
僕は、英語は単語しか話さないこととジェスチャーが得意なことがよく似ていて、この
あとも意思疎通がけっこううまくできたのだった。


 ダイビングは、「ホテルキアオラ」のなかにある「ブルードルフィン」だった。
「ホテルキアオラ」はランギロア唯一の高級リゾートで、水上コテージが10棟と
ビーチバンガローがある。宿泊客はほとんどがカップル、カップル以外はファミリーで
男の2人組や女の2人組はいない。(日本人の男の2人組は1組だけいた)
きっと男のカップル、女のカップルと見られるんだろうな。
とてもきれいなリゾートで新婚旅行に人気があるのはよくわかる。僕のようにダイビ
ングが目的で、現地のスーパーマーケットに行くのが好きな人間は「ミキミキ」のほ
うが向いているけど。
 「ブルードルフィン」は日本人の純子さんがいるので、言葉で困ることはない。その
ほかのスタッフはフランス人で、みんな親切で英語は話せるのでダイビング中に
困ることはやはりなかった。欧米の人たちはダイビングをしても、一日1ダイブで、あと
はのんびり過ごしているようだった。日本人は1日2ダイブがあたりまえで、最近はど
こへ行っても3ダイブもあたりまえのようになってきている。「ブルードルフィン」でも
2ダイブするのは日本人だけだった。3ダイブの設定はない。ダイビングは4日間、8ダ
イブした。100%日本人である僕は「のんびり過ごす方法」を知らない。

 ランギロアへ行く前に、ランギロアに住む日本人西村さん夫妻のホームページ「ナベェナベェ
ランギロア」を見た。10年ほど前からランギロアの「ゴーギャンズパール」で黒真珠の
養殖の仕事をされている。ランギロアの情報満載のホームページは行こうと思っている
人はぜひ見ると良いと思います。
 「ナベェナベェ」を見て知ったランギロアのレストラン「イキマリオ」へ行った。日本人の祥子
さんとフランス人のご主人でやっているお店は、フランス料理、タヒチ料理のほかに日本料理
もあった。日本料理?のギョウザと生野菜のサラダを注文した。旅行ではいつも野菜不足に
なるので、ここの大皿にいっぱい載っている野菜はうれしかった。
 祥子さんはオーストラリアでご主人と知り合い、その後フランスへ行き、仕事でランギロアへ
来たのがきっかけで住むようになったのだそうだ。「ダイビングはただでできるんだけど、忙しく
てまだ3回しかしていない」と話していた。いつでもできるとなると、なかなかできないのかも
しれない。ランギロアには7人の日本人が住んでいるそうだ。

 4日間のダイビングを終え、タヒチ島のパペーテへ行き1泊した。タヒチの中心であるだけに
人がたくさん。フランス領なので「カフェ」がたくさんあったが、かたいフランスパンは食べたく
なかったので、「マクドナルド」に入った。夕食は海沿いに屋台がたくさん並ぶ。ラーメンがどう
しても食べたくなり、ラーメンがある中華の屋台を探した。「スープヌードル」とメニューに書いて
あったので、「これはどんなもの?」とわけのわからない英語で質問すると、日本語のメニュー
が出てきた。ラーメンだった。春巻きもあったので、それも注文した。お金を払うときに、屋台の
人が「何を食べた?」と聞くので、「ラーメンと春巻き」と日本語で言ったら、「春巻きフンフン」と
言っていた。最初から日本語を使えばよかった。

 飛行機は成田パペーテ直行便の「エアータヒチヌイ」。新しい機体で、全席にテレビモニター
がついている。さらに良いことには、日本語吹き替えの映画が6本も見ることができたのだ。
洋画が4本、邦画が2本だった。結局6本中5本見た。みんなおもしろい内容だった。
タイトルを覚えているのは、「ハリーポッター」だけで、そのほか「モーガンフリーマン」
「ジェニファーコネリー」(この人はほんとに綺麗ですね)が出ている映画だった。見なかった1本は
こども向けのアニメ。11〜12時間の飛行時間は長い。「あきてきたー」と思って
時計を見ると、あと8時間あったりする。映画はほんとに良かった。
イルカ
イルカ
グレイシャーク
タイマイ
ヒメフエダイ
ペンションミキミキ
ミキミキ前のビーチ
椰子の木
タイマイ
珊瑚の海
 今回の旅行で一番の失敗が、ストロボのコードを忘れたことだった。コードは2本持っていったんだけど、違う種類のコードだった。
ストロボSB105を2つとアームを2セット持っていったのに、もちろん使えなかった。
自然光の撮影になったけど、やっぱりストロボは必要だった。

 グレイシャーク
  ランギロアにはサメがいっぱいいる。このサメはそれほど大きくないし、扁平な体なのでいくらたくさんいても、まわりを囲まれても恐怖感
  は感じなかった。
  アバトルパスにいたメジロザメは迫力があった。大きいし体もずん胴だし、ガイドが餌付けしたものだからサメは興奮気味。

 タイマイ
  絶滅が危惧されている動物のなかでも最高ランクに位置するタイマイはけっこうたくさんいた。アオウミガメと違うのは、口がとがっているこ  と。カメラを持って近づいたら、数センチまで寄っても逃げなかった。ドームポートをとがった口で突っつかれそうで心配だった。

 珊瑚
  珊瑚はとても元気で生息する範囲がとても広い。これだけの珊瑚は世界中探してもあまりない。種類は、ヘラジカツノヤサイサンゴやミドリ  イシ系の珊瑚が多かった。

 ヒメフエダイ
  とても好きな魚だけど沖縄にはあまりいない。ここにはたくさんいた。ガイドが餌付けをすることがあるので、人を見つけると寄ってくる。この  時は、餌付けはしなかったけど、ガイドのイザベルに寄って来た。ほかの人には寄って来ないから、餌をくれる人を識別しているようだ。

 イルカ
  8回ダイビングをしたうち、6回イルカに水中で会えた。一番はじめ、2頭のイルカが遠くに見えた。ガイドのデビットが手招きをすると、イル  カはうれしそうに頭を上げ下げしながら向かってきた。すぐ近くを泳いでからどこかへいってしまったけど、本当にうれしそうなんだ。
  別の日に、水面近くを2頭のイルカが泳いでいた。それを見つけたイザベルがタンクをたたいて呼んだら、イルカは近くまでやってきてすぐ  に行ってしまった。その時はうれしそうではなく、「呼ばれたから挨拶だけしておこう」という感じだった。イルカも「今日は遊びたい気分」と   かあるんだろうね。
トップページへもどる
Rangiroa
PARADISE OF THE OCEAN