2003年3月末、ニューカレドニアのイルデパン島へ行った。
成田からニューカレドニアのヌーメアまでは、直行便が出ている。
8〜9時間のフライトなので体は多少きついが、時差が2時間と
大きくないことで到着してからの行動を楽にしている。

ヌーメアから国内線でイルデパンまで行くが、時間があったので
その前に水族館へ寄った。この辺の海にはオウム貝がいる。
水族館にもオウム貝が泳いでいた。こじんまりした水族館だが
時間をかけてゆっくり見ることができ、楽しむことができた。

訪れる2週間前にサイクロンが直撃していたので、大きな
街路樹が倒れて道をふさいでいて、そのためにバスは
迂回していた。

ニューカレドニアは本島でもダイビングを楽しむことができる。
「本島は大物の海で、離島は透明度がいいということだった」
離島好きな僕としては、イルデパンを選んだのだった。

ヌーメアはある程度都会なのに対して、イルデパンはまさに離島
田舎だ。
イルデパン空港から迎えに来たホテルコジューの車に乗り、ホテル
まで行ったが、途中家らしい家はなかった。ホテルコジューは、村
とは離れた場所にあり、村まで出るには時間やお金が必要だった。
毎日ダイビングをするので、村へ出る時間はなく、大好きな現地の
スーパーマーケットや食料品店を覗くことができないのは残念な
ことだった。

ホテルコジューは全部コテージタイプのホテルだった。
鍵をもらって、コテージに行くとダブルベッドが一つ。
「勘弁してくれ。日本人は(普通)ダブルベッドが嫌いなんだぜ。
 新婚ならともかく」
仕方がないので、フロントへ行き
「My room is 15. The room's bed is W bed」
フロントの人は「???」
W bedがわからないらしい。
「King size bed」と言ったらにこっとした。
「I don't like king size bed. I hope twin bed」
相手はOK OK と言ってくれた。

いつも海外ではこんな調子だ。英語は中学1〜2年程度。それも
かなり間違えてる。
「これは絶対どうにかしたい」
という時だけ、体の中からエネルギーが湧き出てきて必死に話すんだ。
話すというより伝えると言った方がいいかもしれない。
ジェスチャーも交えて。
それでいろいろな場面を切り抜けてきた。


今回の水中撮影はフィッシュアイを使って、ワイド撮影をした。
イルデパンの海中にはイソバナが多い。


イルデパンではカメをたくさん撮影した。
ここのカメは泳ぐのが遅い(気がした)。
そのため、フランス人ダイバーに見つかると
追いかけまわされていた。

上から2段目の2枚のカメの写真は、ボート下に戻り
「そろそろ浮上しようかな」
と思っていたら、
別グループのフランス人ダイバーに
カメが追いかけられてきたときのものだ。
それもこちらに向かってくる。
いつでもシャッターは押せるんだけど、カメが枠の中で
大きくなってくるなかで、いつシャッターを押すか難しかった。

コブシメは怒っていた。
色を黒くしたり白くしたりしながら、怒っていた。
コブシメに限らず、近く(自分のテリトリー)に大きな物体(人間)
が寄ってきたら、怖いだろうし、怒るのも当然だろう。
近寄っていくときは、ゆっくり優しい気持ちで寄っていくんだけど、
それでも怖いだろうね。

フィッシュアイ(魚眼)というレンズは、画角が超広いために
魚にかなり近寄らないと大きく写らない。
したがって単体の魚では、大きい魚でかなり近寄らないと
写真としてはつまらないものになってしまう。
イルデパンで一度、今まで見た中で最大のナポレオンを見たが、
残念ながらこのナポは警戒心が強くてまったく寄らせてくれなかった。
結局撮れなかったうえに、ガイドとはぐれてしまった。

大きく写っているカメは、ほとんどぶつかりそうな距離で撮影した。
コブシメは30cmくらいだった。
サメはよく寝ていたので、20cmくらいまで寄った。
それでもピクリともしなかったので、
もっと寄ることはできたと思うが、咬まれるといやなので
やめた。

今回(2003年3月)のイルデパンでは、陸上写真に
挑戦してみた。
写真歴ってあるけど、水中写真が5年に対し、
陸上写真は今回がデビューみたいなもんです。

半水面やボート上からの写真は、
ハウジング(イオスキッス+フィッシュアイ)で
撮りました。
ホテルや街中の写真はデジカメで撮りました。

ニューカレドニアは「プチフランス」と呼ばれているだけあって、
とても綺麗な町並みです。
ホテルから外を見ると、プチトレインが走り、椰子の木の間を
ジョギングやウォーキングの人が通ります。

バスはどこまで乗っても150パシフィックフラン(150円くらい)
なので、ヌーメアの街中に行くときに街中を通り過ごして
ビーチまで行き、降りずにヌーメアの街に戻ろうとしました。
バスは周遊しているのでそれが可能と思ったのですが、
ビーチまで行ったら、そのバスはそこで終わりだったようで、
降ろされてしまいました。
その場所が「ヌーメア郊外」の写真のところです。
街中からは15分くらいで、こんな風景が見えてきます。
バスからは降ろされてしまいましたが、この風景を見ながら
次のバスを待っていると、プジョーやルノーが通り過ぎ、
「フランスの田舎」にいるような錯覚を覚えて、なかなか
楽しい時間でした。(フランスの田舎へは、行ったことは
ありません。あくまでも想像です。)

「ヌーメアの坂」は映画「天国に一番近い島」で、原田知代が
オレンジを転がした坂だそうです。と思っていましたが、この
写真の坂ではないようです。「オレンジではなく椰子の実では?」
という話もあるので、今度映画を見て確かめてみます。

ホテル「コジュー」は海沿いにありきれいなところでした。
全室コテージですがバンガローと言ったほうが正確です。
でも掃除はされていて、問題なし。
ダイバーはこれで十分。新婚旅行はメリディアンホテル
のほうがいいですね。
イルデパン(ニューカレドニア)
Ile des Pins (New Caledonia)