海の中のひとりごと
2002.12.15 ミクロネシアの台風


日本では台風と言うと、シーズンは8月9月10月になるだろう。
しかしグアムやサイパンなどのミクロネシアでは、9月10月11月がシーズンで12月になっても台風は来る。

台風は赤道付近ではできないそうで、北半球では赤道よりちょっと北のパラオやポナペあたりになると
台風が誕生する。
誕生したばかりは、まだそれほどのエネルギーは持っていないので、パラオやポナペは台風の被害は
比較的少ない。(何年か前にパラオの橋が落ちたなんてこともあったので、サイパングアムに比べて
サイパングアムの台風は凄い。パラオポナペで発生した台風が成長しながらやってくるのだ。

昨年12月末サイパンに行った時、台風がやってきた。成田からのJALは、「天候によっては引き返す」という
条件付で飛んだ。無事サイパンに着陸できたが、翌日のダイビングはどこのダイビングサービスも中止だった。
MOCのオタパックは、海況を見て午後から1本だけ潜った。

今年12月末は、グアムに行くことになっている。
出発前のグアムの様子を知ろうと思って、グアムのデイドリームのHPを見たら何か様子が変だ。
グアムなのに、パラオデイドリームの遠藤君がトピックスを書いている。
内容を見てさらに驚き。グアムは台風26号で大被害を受けて、HPのアップロードが出来ないらしい。
そこでパラオからUPしたのだった。

翌日はグアムの下田さんがUPしていた。それは・・・

グアムは台風で壊滅的な被害を受けて
ホテルは営業停止、電気水道はストップ、デイドリームはスタッフや家族・ボート・機材は無事だが、
ショップの建物は倒壊ということだった。建物は建ててから1年。
港は燃料タンクが炎上中で封鎖、ガソリン軽油は手に入らないうえ、電気がストップしているので
タンクの空気充填ができない。
ということで、しばらく(2週間ほど)デイドリームの営業をお休みするということだった。

公式発表ではないが、最大瞬間風速80m以上だったらしい。
240kmで走行するトラックの上と同じくらい。

南の島の台風は凄い。今回あらためて思い知らされた。
デイドリームの建物が倒壊したのは気の毒なことだが、スタッフや家族が無事でよかった。
メロディーがいなくなってしまった僕は、命が何より大切と実感している。

デイドリームの営業お休みがあけてから、僕は出発するので、予定通りダイビングはできそうだ。
その報告は大晦日にする予定。


  グアムへ行ったときに、デイドリームの下田さんから、パラオの橋が落ちたときのことを聞いた。
   僕は、台風で落ちたとばかり思っていたが、そうではなかった。
   「パラオの橋は使っているうちに、中央の部分が下がってきてしまった。そこで、業者が修理をして
   ピントまっすぐになるように直した。しかし、それが強度的には弱めることになってしまった。
   それから少しして、車が橋を渡っているときに、落ちてしまった。死者も出てしまった。
   その橋には水道管が通っていたので、しばらく水の供給が絶たれて、大変だった」
   ということだった。
   デイドリームでは、真水をパラオスポートにもらいに行ったそうだ。パラオスポートはダイビングクルーズ船
   なので、海水を真水に変える装置をもっているのだ。
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