海の中のひとりごと
2002.3.11  フリーマーケット

 きのう逗子マリーナのフリーマーケットに出店した。
中学時代の友達から「いっしょにやらないか」と声がかかり、狭い家に物が納まりきれなくなっているので、それを整理できたらいいなということで出店することにした。

 食器や本などを出したんだけど、水中写真はがきも出すことにした。とは言ってもプリンターで印刷しただけのもので、値段は40円にした。
写真用はがき用紙が20円でインク代が10円くらいかな。なんと利益を10円上げることにした。でもフリーマーケットだから「まけて」と言われたら30円でもいいし、20円で原価割れでもいいと思っていたけど。写真は




この6種類。もちろん自分でも気に入っているのを選んだ。

 結果は、1枚しか売れなかった。ほかの食器などはたくさん売れて、帰りは空のダンボール箱を運ぶことができたんだけど。でもよく考えてみたら、だれかが水中写真はがきを売っていたら、自分ではきっと買わないと思うんだよね。

 家に昔からあったジンギスカン鍋(300円)を出した。「これが売れたら嬉しいな。でも売れないだろうな。」
売れたものは大半は午前中に売れたんだけど、ジンギスカンは午後になっても売れ残っていた。手に取る人もいなかった。
それがそれがもうすぐ終了という時、手に取って考えているおじさんがついに現れた。そして「じゃあ もらおうかな」
「やったー この瞬間を待ってたんだー」
 そのおじさん「200円にならない?」なんて言うんだ。買うって言ってからまけてと言った人は、このおじさんだけだった。
「買うって言った人にまけるわけないでしょ」と心の中で思ったけど、「いやー かんべんしてください」と言っておいた。
「ああそう」と言って、おじさんは300円差し出した。
「箱に入れますか」と聞いたら
「どうせ使わねーから箱に入れてくれ」と言ったんだ。そのおじさんは。
「使わないなら何で買うんだ!」と当然思うわけで、でも「買ってくれたんだからありがたい」と思うわけで、「おじさんのおかげで楽しい思い出が一つできた」と思ったわけであります。 
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