海の中のひとりごと
2002.2.2
器材のオーバーホール

 毎年2月になると、重器材をOHに出すことにしている。海の中で、特に深場で器材にトラブルが発生したらと考えただけで怖くなる。だから1年に1回はOHに出す。1年のうちで最も寒くて、仕事も休めない月なので2月になる。本当は1年に2回くらいOHしたいんだけど。
 器材は5年以上前に買ったもの。OHはTAKAKURAに出している。器材の内部のことなので、どんな仕事をしていてもユーザーにはわからない。そこでOH専門のお店がいいかなと思っているわけだけど、今までずっと調子よく使えている。
 器材は買いに行ったショップで、一番安いのを買った。それがけっこう良かった。まず軽い。海外に行くと飛行機の預ける荷物は普通20kgだけど、スーツケースに重器材、3mmのウエットスーツ、服を少し、カメラのグリップ類
などを詰め込んでも楽々20kg以内に納まってしまう。

 先日、量販店にカメラ器材を買いに行ったら、店員がお客さんに話している声が聞こえてきた。
「このレギュはお勧めできません。残圧が少なくなると、吸うとき抵抗が大きくなってきます。」
それは、1万6000円のレギュレターだった。(確かに安い)

 でもね。でもね。それは悪いことばかりではないんだよ。今使っているレギュは残圧30を切ると、抵抗が大きくなる。20になるとはっきりわかる。10になると「やばいな」と思う。それでも吸っていると「あと3回吸うと空気が出てこなくなるかな」と思う。3回吸うと空気は止まる。いやー、なんてわかりやすいレギュなんだろう。これが抵抗なく空気が吸えて、あるとき急に空気が止まったらあわてるよ。きっと。

 誤解があるといけないので。残圧0になるまで潜るなんて、普通していませんよ。一度試してみようと思ったんです。完全に空気が吸えなくなるまで吸ってみよう。そんな経験をしておくこともいいんじゃないかな。もちろん浅場で、バディから空気をもらう準備はしていました。  
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2002.2.7 パソコン

 ホームページを持っていると、パソコンに詳しい人なんだと思われている節がある。
仕事の上で手書きの文章を印刷して配ると
「ホームページを持っている人が手書きの文章?」と言われたり、
パソコンで遊んでいると
「エクセルのここがわからないんだけど(教えてくれる?)」と言われたりする。
 エクセルもワードも一度もやったことがない。文章は手書きかワープロ。エクセルワードも覚えたいとは思っているけど。
 ホームページは前から作りたかったので、IBMのホームページビルダーを昨年の夏に購入した。悪戦苦闘しながら11月に開設することができた。テキストを見ながらも、どうしても行き詰まってしまうことがあった。IBMの電話サービスに電話するとちゃんとつながった。(電話してつながるのは、あたりまえかもしれない。PC本体がシャープなんだけど、シャープの電話サービスに3日間電話し続けたけど、一度もつながらなかったことがあった。)

 IBMには2回電話したんだけど、その答えは
1回目は「それはDelete keyを押してください」それだけだった。
2回目は「それはクリックではなくダブルクリックです」ということだった。
 「いやーなんてことで電話してしまったんだ」と思ったが、わからなかったんだからしょうがない。

 ホームページを開設したときは、プロバイダのODNに電話した。自分のホームページのアドレスを打ち込んでインターネットにつなげても、ホームページが出てこない。それで電話したのだが、原因がわかった。このホームページのアドレスには~(チルダ)があるんだけど、~(チルダ)を出すにはshift keyを押さなければいけないことを知らなかった。~ではなく^になっていた。

 それでもどうにかホームページができてしまうんだから、ホームページビルダーを作った人はすごいなと感心している。
 最近新しいPCを購入した。今までのはシャープの12インチ、新しいのはソニーの14インチ。そのソニーのPCで自分のホームページを見たら、14インチの画面の右側があいていた。12インチで作っていて、横のスクロールバーを使いたくなかったのでそうなった。ホームページを作成をソニーのPCに変えようと思っているんだけど、またまた悪戦苦闘している。ファイルを移すのがたいへん。シャープPCのCDは書き込みができないので、ケーブルで移そうと思っているが、わからないことばっかり。
 
2002.2.9 パソコンのつづき

 ソニーのPCにHPのファイルをすべて移せた。すっごくうれしい。シャープPCが調子悪くて、おまけにCDでファイルを保存できないから、とっても心配だった。結局自分ではできなくてPCソフトを仕事にしている友達にやってもらった。ありがとう。感謝してる。
 一昨年PCを購入して、ダイビングにとても役立っている。

 いろいろあるんだけど、昨年末サイパンへ行ったときのこと。JALのHPで航空運賃を調べて割と安かったので、購入することにした。パック旅行のほうが安いんだけど、一人部屋追加料金を加算すると同じくらいの料金になった。同じくらいなら、マイレージポイントがたくさん付く個人で航空券購入のほうがいい。

 この時期JALはいろんなマイレージキャンペーンをやっていた。そのキャンペーンの情報もHPで仕入れた。まず、JALカードで購入したポイントとプラスマイルキャンペーン。フライトマイルとその2倍キャンペーン。インターネット購入マイルとデリバリーサービスキャンペーン。JALカード入会搭乗ボーナスマイルを加えると、全部で11447ポイントになった。
 今までのポイントと合わせて15000ポイントを超えたので、羽田石垣島の航空券を手に入れて、夏に西表島波照間島へ行くことにした。

 西表島は初めて訪れた沖縄の島で、Cカードを取ったところでもある。最近行っていないけど、珊瑚が元気いいと聞いているのでとても楽しみ。
 インターネットで情報を仕入れるほかに、ダイバー仲間からメールで生情報をもらうこともあるけど、これがまたいい。ダイビング雑誌では、良いことばっかり書いてあるからね。そう言えばこの「海の楽園」でも良いことは書けるけど、良くなかったことは書きにくい。ここに書けない情報を知りたい方は、メールをいただければお伝えしますよ。
2002.2.11 阿嘉島

 3月末に阿嘉島へ行くことにした。慶良間諸島は座間味には何度か行っていて、渡嘉敷にも一度行っている。那覇ステイで慶良間ダイビングも何度かしている。
 阿嘉島は初めてである。座間味と潜るポイントはほとんど同じなのだが、今回阿嘉島を選んだのは、ダイビングサービスのオケアノスで潜ってみたいなと思ったのが主な理由。フィッシュウォッチングを売りにしていると、どうしても一度は行きたくなってしまうのである。それで楽しければ何度も通うことになる。
 3月4月はウミウシが多い時期らしい。以前はウミウシにはそれほど興味はなくて、いれば1〜2枚撮っておこうというぐらいだったが、いつのまにかウミウシ大好きになっていて、特にきれいなウミウシを見つけると、一人で盛り上がってしまう。ウミウシの写真がたくさん撮れるといいなと思っている。
 長く休みが取れないので、仕事を終えてから羽田発那覇行きJTAの最終便に乗る。一日でも多く潜りたいときにいつも使っている。那覇では泊港の近くの安いホテルに一泊して、クイーン座間味の一便で阿嘉島へ行き、その日2ダイブする。こうすると翌日出発より1日多くダイビングができる。
 春の沖縄もなかなかいい。夏の沖縄が一番好きだけど、春も天気が良い日は夏のよう。台風の心配がないのもいい。
 
2002.2.18  ジンベイザメふたたび遭遇

 2002年1月のモルジブダイビングクルーズでは、2回ジンベイザメに遭遇した。この「遭遇」という言葉を使って、自分で勝手にいい気持ちになっている。そうジンベイザメや鯨になると「見た」でも「出会った」でもなく「遭遇」のイメージになる。
 1回目の遭遇は先月に「ひとりごと」で書いたように、シュノーケルなしのスキンダイビングで苦しいのなんのって・・・
 
 2回目の遭遇はその翌日だった。
「うれしい」という気持ちと同時に、きのうの苦しさをまだ体が覚えている状態だったので「また出ちゃったの」という気持ちもほんの少しあった。
まあそんなこと言ったら、贅沢だけど。
 ダイビングを終えて船首のデッキの上でウェットスーツを脱ごうとしている時だった。ブルーシャークのクルーが何かばたばたし始めた。
 「何かがおきた」ことはわかった。
 「ジンベイザメがいる」
その声に船の中はあわただしく動き始めた。私はデッキの上にいたのですぐにでも海に跳びこめる状態だった。「おっといけない」またシュノーケルを忘れるところだった。急いで船室へ行き、シュノーケルを手に取りデッキに戻り、ダイビングドーニへ乗り込んだ。カメラの露出やシャッタースピードのことを考える。天気がいいから自然光でf8で絞り優先オートでいいかなと。でも後で考えたらシャッタースピード優先のほうが良かったかな。まあでも頭の中興奮状態だからしょうがない。(プロのカメラマンは大変だろうな。「ジンベイザメ撮れませんでした」とは言えないでしょう)

 ドーニがジンベイに近寄ったので、次々に3点セットを付けたダイバーがドーニから海へ跳びこんでいった。昨日の経験から、ここでは最後に海に入るほうがいいんだ。海に入ったダイバーは水面を泳いでジンベイを追いかけ始める。みんなで追いかけるからその先にジンベイがいることはドーニの上からもすぐわかる。私は最後までドーニに乗っていた。ドーニは集団で泳ぐダイバーの前へまわった。そのときカメラを手に、海の中へ入った。ジンベイは真下にいたので、フィンキックをして追いかけることにした。

 フィンキックを始めて、ジンベイが思ったよりゆっくり泳いでいることがわかった。でももしかしたら今日はシュノーケルを付けて泳いでいるので、私が昨日より速く泳いでいるのかもしれなかった。

 ジンベイは昨日より深いところを泳いでいた。水深8mくらいだろうか。昨日は水深5mくらいだった。ジンベイの大きさは4〜5mというところだが、海の中には比較するものがないのでよくわからない。後で船に上がってから「昨日のジンベイより小さかった」という人が多かったが、それもあてにならない。今日のほうが深いところにいたので、小さく見えただけだったのかもしれない。私には今日のほうが大きく見えた。

 水面から写真を撮ってもきれいには写らないことはわかっていたので、(水中写真は被写体にどれだけ近づいて撮れるかで、写真の鮮明さが決まる。ジンベイの場合近づくと画面からはみ出てしまう心配があるが、そのために超広角のフィッシュアイレンズを持ってきていた。)ジンベイに向かって潜ってみた。ジンベイの姿がみるみるうちに大きくなってきた。ジンベイの背中に1mくらいまで近づいてシャッターを切った。水面にもどりまたジンベイを追いかけた。つぎにジンベイを横から撮るために、ふたたび潜りシャッターを切ったが、フィッシュアイでも尾が画面からはずれていた。水面を追いかけていたら、自分のほうがジンベイの前に出ていた。ここから潜って水中でジンベイの前に出て、正面のカットを撮ろう。三回目は疲れがきていた。潜っている途中で「もうだめ」と思ったが、ここであきらめるわけにはいかない。さらにフィンキックしてジンベイの前へ出てシャッターを切った。「早く水面へ戻ろう」と浮上したが、水面は遠かった。どうにか水面へたどりついたときには、もうジンベイを追いかける力は残っていなかった。
 
2002.2.23   ゴールデンウィークの過ごし方

 ゴールデンウィークというと9連休という会社は珍しくないけど、私の場合暦どおりなので海外へ行くには短すぎる。
沖縄はだいぶあったかくなってきている時季なので、行きたいけど「すっごく混んでいるんだろうな」と考えてしまうと、「まあほかの時季にしようか」ということになる。混んでいるのはどこでもそうなんだけど。
伊豆半島は道路の渋滞がすごいし、「どこにも行かないで毎日テニスでもしていようかな」と思ったりするけど、「海に行きたい」と体の中のどこかから聞こえてくる。

 それで結局ここ3年ほど八丈島へ行っている。
5月1日2日にANAの超割があるのでそれを使って出発、帰りは東海汽船。以前は東海汽船の2等だと、走りこんで場所を確保するのが嫌だったので敬遠してた。どうしても乗るときは、特2等か1等に乗っていたけど、それだと金額が飛行機とあまり変わらないんだよね。2等も座席指定になって、昨年もそれで帰ってきたけどなかなか快適。船の旅ものんびりしていていいもんだ。

 レグルスはゴールデンウィークなので、混んではいるんだけど、スタッフの人数が多いから、ダイビングの1グループは大人数にはならない。海は風しだいで、ナズマドに入れると一番いいけど、島なのでどこかにはたいてい入れる。あとは海水温。冷水塊が来ているとめちゃくちゃ寒いときがあるので、ドライスーツを持っていくけど、どんなコンディションでも楽しませてくれるレグルスはいい。
 今年も超割のチケットを今日先行受付で予約した。今年もいくぞー。
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