バリに行ってきた

2006.4.23

 
2006年3月末、バリに行ってきた。
バリは昨年10月のテロの影響で観光客が減少していた。そのためJALは直行便をバンコク経由便に
切り替えていた。成田を出発した飛行機はバンコクに着くと乗客は全員降り、デンパサールまで行く乗客は
また同じ機体に乗り込んだ。バンコクまでは満席だった客室は、再び乗ったときには20〜30%になっていた。

 デンパサールの空港を出るとカクタスダイバーズの松井さんが迎えてくれた。車に乗ってサヌールのホテル
バリガタリゾートへ行った。バリガタのランクは知らないが、僕にとって立派過ぎるホテルで、それでいて今回の
ダイビングと宿泊を含めた料金は決して高くない。

 今年は3月30日がニュピなので、その前の数日間は道路が混雑する。そのため翌日は6時半にはホテルを出て
トランバンに向かうことになった。ニュピの前日にはオゴオゴという大きな人形を掲げて道路をねり歩く催しがあり、
トランバンに向かう途中の道端にはその人形があちらこちらに置かれていた。バリの水田は段々になっていて、
風景としてとてもきれいなものであった。道路は車もかなり走っているが、それ以上にバイクが多い。ホンダ、ヤマハ
スズキといった日本製がほとんどだが、現地生産のため日本では見かけないデザインの70cc90ccのものが多い。
スピードは車と同じくらいなのだが、2人乗り3人乗り4人乗りのバイクは、車より遅くなる。そんなバイクが20台くらい
かたまりになって走っているのだから車の運転は緊張する。一家で4人乗りのバイクは、運転シートにお父さん、その
前に5〜6歳の子がちょこんと座りハンドルの中央部につかまる。運転シートの後にお母さん、そのお母さんは赤ちゃんを
抱いていたのだった。

 トランバンに着いた。ダイビングでは有名なトランバンなので田舎といってもホテルもあるし、それなりの町並みを想像
していたが、ほんとに田舎だった。
ホテルミンピリゾートで少し休んでからダイビングになった。今回は全てビーチからのエントリーだった。有名な沈船ポイント
は3本潜ったが、マクロねらいのダイビングなので、沈船までは行かなかった。ミンピリゾートからビーチに下りると、そこは
ドロップオフというポイントになっている。ドロップオフではナイトダイビングを含めて3本潜った。もう1本はタイサピという泥
ポイントだった。どのポイントもはっきり言っておもしろい。透明度が今一つと言われることが多いバリだが、今回20mはあった。
生物が豊富と言われているバリだが、思っていた以上に魚影が濃くエビカニウミウシは次々に見つかった。正確には見つけて
もらった。生物が豊富でじっくり撮影するために、潜水時間が長くなり、20mくらいの深度でも窒素がたまってしまう。浅場に
移動し安全停止をかねながら撮影するのだが、ここでもおもしろい生物が出てくるのでじっくり撮影し、充分な安全停止時間を
確保するというダイビングになった。90分は当たり前で2時間を越すダイビングもあった。僕は銀塩とデジカメを持って入るので、
銀塩36枚を撮りきることはめったにないのだが、今回は1ダイブに1本フィルムを使った。もちろんデジカメでも撮影した。

 3日間ダイビングをしてサヌールに戻った。翌日はニュピでダイビングはもちろん外出もできないのだ。ニュピの日はホテルの
部屋でテレビを見たり(NHKが映る)本を読んだりして過ごした。翌日は観光した。キンタマーニ高原、ウブドの美術館、寺院など。
観光の後、マッサージに行った。

 最後にお腹をこわした。辛いものを食べたから?疲れたから?その両方?はっきりはわからない。ニュピの日から何かおかしかったのだが、マッサージからホテルにもどったら下痢になった。軽いものだったが、何度もトイレへ行くのは面倒なので、その日の夕食から日本の自宅に着くまで、水分を摂る以外はほぼ絶食した。いつもは思わないが、機内食がすごくうまそうだった。バリの料理には辛いものがあり、その香辛料が日本人のお腹には合わないらしい。日本人の腸はこの香辛料を食物ではなく異物として認識するのではないだろうか。何度も食べると食物として認識してくれるかもしれない。この辛い料理、味はいい。

 今回のバリ旅行実に楽しかった。海が良かった。カクタスさんのサービスがとても良かった。バリの風景がきれいだった。ホテルが居心地良かった。今回の旅行に行く前に7月にもバリに行くことは決めていたのだが、その7月のバリが一層楽しみになった。今度はトランバンとPJに行く予定である。

水中写真はバリ06.3 バリ06.3b バリ06.3c